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大神神社のササユリ

2週続けて、奈良の桜井市にある大神神社にササユリに会いにいってきました。
ササユリ(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、日本原産で九州から中部地方にかけて分布するそうです。葉が笹の葉ににているから、このような名前で呼ばれているとか。
近年、特に減少しているそうで、高速道路の法面にまで群生しているタカサゴユリのような外来種と比べると、繁殖力がとても弱いのではないかと思います。
弁財天さまの池のところに咲いているササユリ
弁財天さまの池のところに咲いているササユリ

細い茎がすっと上に伸び、スッキリとした姿。
薄いピンクの大振りのお花で、雄蕊の先の葯は赤っぽい色をしています。
大神神社には、ササユリ園があって三輪山のササユリを保護しているのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、今年は開園されないとのこと。例年は5月末からの開園なのですが。
本当に残念です。
写真は拝殿から摂社の狭井神社に向かう途中にある、弁財天様の池の側に咲いているササユリと、展望台近くに群生している場所に咲いていたササユリです。
群生している場所は、一面に甘い香りに包まれていました。
清楚で凛とした姿に魅かれます。
ユリには大振りでゴージャスなお花も多いのですが、私はササユリが好きです。
花言葉は、清楚、上品、純潔、希少・・・
その姿や雰囲気に自分の理想を重ねているのかもしれません。

かなり厚かましいです。(笑)

三輪山の展望台近くに群生しているササユリ
三輪山の展望台近くに群生しているササユリ