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星のメッセージ~2月12日・水瓶座新月

2月12日の4時6分頃、水瓶座の23度台で新月となります。

 

 

今回の新月図の特徴は、10の天体のうち6天体が水瓶座に集中し水瓶座のエネルギーが過剰に働いているということです。そして、全ての天体は北半球に集中しています。

 

月は2月10日に水瓶座に入ったあと、同じく水瓶座の土星と合、牡牛座の天王星とスクエア(90度)、11日には水瓶座の金星、木星、水星と次々と合となり、牡牛座の火星とスクエアのアスペクトを取ったあと、太陽と重なり新月となります。

 

 


水瓶座の象意である自由や独自・革新性を、アスペクトした天体から吸収し、この新月を期に新たな展開が始まりそうな雰囲気があります。

しかし、これは同時に強い緊張も含んでいます。①②③

 

より自分らしくあるために精神的な解放を求める在り方と、変わらない安定を求める在り方が葛藤し、心の土台が不安定になりやすい時期です。

言い過ぎ、やりすぎ要注意。言葉を出したり、行動する前にはちょっと一呼吸置いて、冷静さを大切に。自分の軸をしっかりと確立することが大切な時で、この新月は、自分の内側に深く目を向けるのに良いタイミングでもあります。①

 

新月図のアセンダントは山羊座。

その支配星である土星は水瓶座のあり、新月図のチャート全体の鍵となり、重要です。

土星は、牡牛座の天王星とスクエアで、このアスペクトは2021年中に、3回表れるのですが、その1回目にちょうどのアスペクトを取るのが、が新月直後の2月18日で、新月図はすでにその影響を受けています。

 

天王星の革新性と、土星の維持する力はが、どちらも不動サインにあり調整は難しいのですが、それをブレイクスルーしてこそ未来が開けるのだと思います。

その知恵と行動が2021年には求められています。②

 

それは社会にとっても個人の生き方としても同じことが言えます。

出生チャートで、不動サイン(牡牛座、水瓶座、蠍座、獅子座)の、5度~15度あたりに主要な天体をお持ちの方は特に影響を受けるでしょう。

 

未来に向けて、自分の生き方や在り方を再構築するときに、100%の満足や安心・安全を予測することはできません。

何を守って何を変えるのか?

情報ネットワークや人との交流をベースに、冷静に判断し、勇気をもって舵を切るタイミングがやってくるのではと思います。

 

今回の新月は、自分自身とその持ち物に意識が向かい、ちょうど水星も逆行中ですから、自分自身の個性や意識、持って生まれた才能・資質について振り返り、変えるべきは変えて磨きをかけるには良いタイミングです。④

思いがけない原石が自分の中に眠っているのを見つけ、次の扉を開く鍵となるかもしれません。そのために、今の自分の立ち位置を動かしていく勇気も必要です。⑤

 

1ハウスの木星・金星の合は楽しみが広がる配置です。

変化する時代の緊張感の中においても、日々の生活や自分自身を楽しんでいくことが大切です。

そして、自分の足元を動かしていく、変えていく勇気とチャレンジにの始まりに、

今回の新月は、大きなサポートを与えてくれることでしょう。

 

星空天体配置 

 

①水瓶座に土星、木星、金星、水星、太陽、月の6天体が集中。

  全ての天体が北半球に集中。

②水瓶座の土星と牡牛座の天王星はスクエア(90度)のハードアスペクト。

  この配置は2021年に以下の3回形成される。

  *2月18日、6月15日、12月24日

③新月の太陽・月、木星、金星、水星と牡牛座の火星はスクエア(90度)のハードアスペクト。

④1ハウスに冥王星、土星、木星、金星が在泊。2ハウスに水星、太陽、月、海王星が在泊。

水星は逆行中(2月21日まで)

 

⑤4ハウスに天王星、火星が在泊。火星は、太陽・月、木星、金星、水星とスクエア(90度)。