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星のメッセージ~11月5日・蠍座新月・心の奥にあるこだわりから自由になろう

11月5日、6時15分に蠍座の13度で新月となります。(数え度数です)

 

 

爽やかな季節となりました。

なんだか理由は解らないものの、コロナの感染者が急に激減しました。

人の動きも少しづつ戻って来そうな状況で、ほっと一息ですね。

 

今回の新月は蠍座、1ハウスで起こります。

蠍座は他者や集団と一体化、融合するほど深くかかわるサインです。

 

そのことにより深い感情を体験し、自らの殻を破って「根底から変容」したり、自分1人では持ちえないような、力や支配力を得ようとします。

新月図でなんといっても目立つのは、アセンダント、ディセンダントの軸にぴったりと乗った、新月の太陽・月と天王星のオポジションです。①

 

牡牛座・天王星の自由さや変革のエネルギーを取り込んで、心の深い部分にある凝り固まった感情や執着にまず気づくこと。

そして、意図的に開放していくことで変容が可能となるタイミングです。①

新月はアセンダント上にあり、自分自身を表します。

 

天王星はディセンダント側に位置しますから、他者や社会との出会いによって、自分の価値観や思考や感情パターンが刺激をうけ、革新されていく体験がありそうです。

 

また、3ハウス在室の土星は新月とスクエアで関り、自分の在り方を見直して方向転換をしていくように促しています。②

 

握り締めている手のひらを開くのは勇気がいるし、困難な体験となるかもしれません。

自分の拘り、何かを握り締めているということに、気づくことさえ難しいこともあるでしょう。

でも、自分が大切と思っているものは、以外と大したことがなかったりします。

 

な~~んだ、こんな物を掴んでいたのか!

と気づいて手のひらを開けば気持ちも軽やかに。

未来に相応しい新しいものが手に入るかも。

見つかったら、ふんわりと育てていきましょう。

 

また、この時期は、

何となく安心感や心の広がりを味わえるタイミング。

仲間と一緒に楽しい時間を持ったり、美しいもの美味しいものを愛でるのがお勧めです。③

ただし、言葉に圧がかかりやすいため、コミュニケーションには要注意です。④

 

◎天体配置

 

①新月の太陽・月は蠍座は蠍座の14度(数え度数)に位置するアセンダントとタイトにコンジャンクションし、ディセンダント上にある天王星と、オーブ1度未満のタイトなオポジションを形成。

②新月と天王星のオポジションに対し、3ハウス在室の水瓶座・土星がスクエアとなり、3天体でTスクエアを形成。

③2ハウス在室の射手座・金星と、12ハウス在室の天秤座・水星、4ハウスの水瓶座・木星はそれぞれセクスタイルを形成。水星とは木星はトライン。この3天体で風と火のエレメントからなる小三角形を形成。火星は蠍座にあり、水星と合。

④アセンダントの支配星の冥王星は3ハウスに在室し、水星とスクエア。