人生には、不思議なタイミングで
昔のご縁が戻ってくることがあります。
20年ぶりに、占星術のご縁が戻ってきました。
昔、西洋占星術の勉強会で一緒だった方から、
突然、鑑定のお申込みがあったのです。
実はその方とは、
この20年間まったく交流がありませんでした。
それなのに、ネットで私を見つけてくださったそうです。
久しぶりのご連絡に驚きつつも、思わず聞いてしまいました。
「え〜?ご自分でも読めるのに、なんで私に鑑定を?」
というのも、昔勉強会でご一緒していた頃、
その方は勉強熱心で、
チャートをとてもサクサク読まれる方だったからです。
すると、こんなお話をしてくださいました。
「この20年、本当にいろいろあってね。
占星術は全然やっていなかったの。」
🌸介護が終わったあとに訪れた時間
実はその間、
長い間お母さまの介護をされていたそうです。
そして最近、お母さまが亡くなられました。
これまでずっと、お母さまのために使ってきた時間。
その時間が突然ぽっかりと空き、
「これから何をしたらいいのだろう」
と考える日々が続いていたそうです。
そんな時に、
ふと占星術のことを思い出したのだとか。
以前プロとしてされていたお仕事を、
また再開するタイミングも含めて
チャートを見てほしいと思われたそうです。
🌸20年ぶりの再会
そしてなんと、
2時間以上もかけて大阪までセッションに来てくださいました。
久しぶりの再会。
昔話に花を咲かせながら、
チャートを一緒に読み進めていきました。
すると、ぽつりと。
「また占星術、やりたいなあ…」
「お〜!ぜひぜひやってください!」
ところがここで、ちょっとした問題がありました。
昔使っていた占星術ソフト
Stargazer が使えなくなっていたのです。
パソコンを何度か買い替えるうちに、
インストールできなくなってしまったとのこと。
今使っているのは Windows11。
「大丈夫、動かせると思いますよ」
ということで後日、
電話で話しながらインストールのお手伝いをしました。
★Stargazerの文字化けトラブル
ところが…。
天体記号が全部文字化け。
サインや天体記号が、♥や■になってしまうのです。
インストールを何度やり直しても修正されず、
一旦その日は電話を終了しました。
ところが数時間後、
ふと思い出したことがありました。
以前、文字化け解消でやっていた以下の手順です。
Stargazerのアイコンを右クリック
管理者として実行
↓
基本設定
↓
全初期化
↓
設定書込
これで文字化けが直るはず。
夜も遅かったのでLINEでお知らせしたところ、
さっそく試してくださり、
「文字化け直りました!
見慣れたStargazerの画面が出ました」
とご連絡をいただきました。
西洋占星術は、
もちろん知識や経験も大切ですが、
どんなソフトを使うか、
どう使いこなすかで、リーディングの効率はかなり変わります。
astro.com や ASTROSEEK など
高機能な無料ツールもたくさんありますが、
それでもやっぱり、
学び始めた頃から使っている
Stargazer は手放せません。
ただし、
Windowsが新しくなるたびに起こる、
「Stargazerがインストールできるか?問題」
これはスタゲ愛好者あるあるかもしれませんね。
🌸チャートに現れていた新しい人生のサイクル
そしてセッションの中で、チャートを詳しく見てみました。
するとちょうど、
プログレスの月があと数か月でアセンダントに重なるタイミングでした。
占星術では、プログレスの月がアセンダントに重なる時期は、新しい人生サイクルの始まりとも言われています。
これまでの流れが一区切りし、
「これから自分はどう生きていくのか」
というテーマが動き出すタイミングです。
長い間、お母さまの介護という大きな役割を担ってこられた、その方にとって、まさに人生の節目とも言える時期だったのかもしれません。
さらにその数か月後には、
トランジットの木星がMCとトラインになります。
MCは社会的な方向性や活動を表すポイント。
そこに拡大と発展の星である木星が調和的に関わる時期は、
社会的な活動が広がっていくチャンスが訪れやすいと言われています。
実際、その方のネイタルチャートでは
太陽が11ハウスにあり、
人とのつながりやコミュニティの中で力を発揮していく配置。
そしてMCは射手座の終わりの度数にあり、
その近くには火星と土星もあります。
火星は行動力、
土星は責任感や継続する力。
知識や経験を社会の中で形にしていく力を
しっかり持っているチャートです。
また、ディセンダント付近には月があり、
7ハウスには木星。
人とのご縁を通して人生が広がっていく配置でもあります。
さらにディセンダントには
バーテックスも重なっています。
バーテックスは
「運命的な出会いのポイント」とも言われる場所。
人との縁を通して、自分の使命に目覚め、
人生の流れが動き出すことが多い配置です。
今回のように、
20年ぶりの再会から新しい流れが動き始めるという出来事も、
チャートの象徴を思うととても興味深く感じられました。
占星術では、人生の中で巡ってくるいくつかの大きなサイクルを読み解くことができます。
60歳前後は、
2回目の土星回帰を過ぎた後の時期でもあり、
「これから本当に自分の人生をどう生きるか」を
改めて考えるタイミングとも言われます。
長い時間を経て、
もう一度「やってみたい」と思い出した占星術。
そして、これまでの経験を活かして
以前のお仕事を再開しようと考え始めたこと。
それがちょうど
新しい人生サイクルの始まりのタイミングと重なっていたことに、
占星術の象徴の面白さを、改めて感じた出来事でした。
人生のどこかで一度離れたものが、
また必要なタイミングで戻ってくる。
そんな流れを、チャートは静かに語っているのかもしれません。
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