2月10日の7時58分、水瓶座20°40′で太陽と月が重なり新月となります。
日本の暦では2月4日に立春を迎え、2024年のエネルギーが本格的に動き始めました。
星々の流れに沿った未来をイメージしつつ、今この瞬間を充実させていきたいと思います。
水瓶座♒は理想の未来を目指します。
山羊座♑に象徴されるような、既存の社会的なルールや価値観を超越することにより、理想に沿ったものに変革して行こうとするエネルギーを持っています。
また、同じ価値観や理想を持った仲間と連帯しながらも縛られることなく、自他ともに独立し自由に生きる個人として、フラットな関係を築こうとします。
1月の山羊座♑新月では実現可能な目標を立て、タイムスケジュールを組んだ方も多かったのではと思います。
それは、社会生活ではとても大切なアプローチです。
ただ、目の前の成果に拘って執着すると、視野が狭くなりがちです。
感情も思考も柔軟性を失って、それ以上の発展が望めません。
今回の水瓶座♒新月では、視野を広げて理想の未来に意識を向けてみましょう。
自分自身の理想の在り方とは？
仕事、家庭生活、友人関係はどうありたいのか？
何かを変えるためには、まず、思考の枠組みを変化させること。
そして、行動の変化が求められます。
今後の発展のためには現状のブレイクスルーをサポートする、水瓶座・新月の革新的なエネルギーを使っていきましょう。
新月図
1月21日に冥王星が水瓶座入ったことにより、今回の新月は水瓶座の革新性に加え、冥王星の変容のエネルギーが、通奏低音のように響いています。
新月図の特徴としては、以下が挙げられます。
・水瓶座♒太陽・月と牡牛座♉天王星がスクエア。
・水瓶座♒に冥王星を含む4天体が集中。
・11ハウスに４天体、12ハウスに3天体が集中。
・アセンダントは海王星♆にあり、チャートルーラーの海王星はアセンダントの手前 にあり、1山羊座♑金星♀・火星♂とセクスタイル（60度）。
更に金星は天王星♅とトライン（120度）。
・水瓶座♒水星と牡牛座♉木星がスクエア（90度）。
◎新月の太陽・月には牡牛座♉・天王星♅が、スクエア（90度）の配置にあり、現状を革新しようとするエネルギーが働いています。
冥王星・水瓶座時の空気を感じ、変わらなければ！！
という衝動が起こって来そうな配置です。
水瓶座♒－牡牛座♉という不動サインでのスクエアですから、そんな衝動とは裏腹に、物事が進展するスピードは遅いです。
現実に合わせて諸事を調整しながら、焦らずに取り組んでいくことが大切です。
尚、新月は12ハウス在室のため、物事が捉えにくいとか、顕在意識では確信が持てないというジレンマがあるかもしれません。
ゆっくりと自分の内面を観察すると、自分の中にはこんな理想があったのか・・・と、初めて気が付くこともあるでしょう。
◎11ハウスには、金星、火星、冥王星、水星の4天体が集中しています。
水瓶座♒の象意とあわせ、気の合う仲間や、志を一つにするグループ・団体で活動することを通して、個人としての進展や成長を目指していくのが良さそうです。
火星・金星は海王星と調和的なセクスタイルの配置にあり、同じ11室の冥王星からパワーを得、諦めずに夢や希望を追いかけるエネルギーがあります。
水星は木星とスクエアの配置で、多すぎるほどの情報量がもたらされます。
まず、目指す理想と方向性を明確にし、現実的に進んでいきましょう。
新月の後、2月13日には火星♂が、17日には金星♀が、水瓶座に入り次々と冥王星と重なり、物事が動きだす引き金となっていきそうです。
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